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子供の発熱②溶連菌にも要注意!

今回はうちの上の子が3回ほどかかっており、もはやベテランの域にある溶連菌について説明しようかなと思います。

溶連菌とは

溶連菌って知ってますか?溶血性連鎖球菌という正式名です。もともと健康な人間の喉にも住んでいる菌なんです。この菌にはたくさんの種類があるのですが、子供にとっては比較的身近な病気で、保育園、幼稚園に通っている年齢の子は1度はかかったことがあるのではないかな~というくらい、流行ったりもします。

前回アデノウイルスについて書きましたが、プール熱の場合は解熱後2日間、かつ登園許可証が必要と書きました。

では溶連菌はどんな症状でどのくらいの期間保育園などをお休みしなければいけないのでしょうか?

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溶連菌と診断されて抗生剤を内服。

溶連菌は喉の痛みや40℃の発熱で発覚することが多いようです。うちの子の場合、39℃の熱が出て、土日だったので休日診療を受けて、その時は溶連菌と診断されなかったのですが(検査もしなかった)、とりあえず喉が赤いということで抗生剤をもらって帰りました。

溶連菌は抗生剤を飲むとすぐに熱が下がるんですよね。逆にいうと熱があまり下がらなければ溶連菌ではないということになります。なのでいったん熱は下がったんですが、休日診療で抗生剤は2日間分しかでない状態でした。
熱も下がったので(熱以外症状がなかった)近くの病院にインフルエンザの予防接種をしに行ったのですが、そこで「喉が赤いから予防接種はできない。怪しいから検査をする」と言われ、そこの小児科で溶連菌、と診断されたんです。
溶連菌は喉の培養検査でわかるのですが、抗生剤を7日間~10日間飲み続けないといけない病気なので、「溶連菌は抗生剤がよく聞く病気なのでいったん熱はおさまったのでしょうが、このままだと治りきっていないので明日あたりからまた熱が出始めます。抗生剤を10日間分出しますので、飲み終わったらまた受診してください。インフルエンザの予防接種はそのときに判断しましょう」と言われて帰りました。

溶連菌はしつこい

溶連菌が10日間も抗生剤を飲み続けなければいけない病気だということからなんとなくわかるかもしれませんが、溶連菌はかなりしつこいです。そして熱が下がったからと抗生剤を自己判断でやめたりして溶連菌をほっておくと合併症が起きる可能性があります。そこが溶連菌の怖いところですよね。腎臓や心臓に悪さをする菌なのでリウマチ熱や腎炎を起こすことがあります。小児科の先生によるとどんなにきっちりと抗生剤を内服していても腎臓に影響が出てしまう子がいる。そういう子はこのクリニックでは見られないので、近くの小児病院に行ってもらうことになる、と言っていました。
その影響を確認するために溶連菌になると抗生剤を内服終了して2週間後と4週間後に尿検査をすることになります。
安心のためとはいえ、小さい子供にはこの尿検査が難関…

2回目の尿検査はもうおしっこを自分で言えるようになっていたので問題なかったのですが、1回目は一応まだおむつの子にはそれようのキットがあるんですね(ぺたっと貼り付けて尿を採取する)。それがま~気になるようで歩くたびにおむつをごそごそ、さわさわするもので、大変な思いをしてようやく少量の採取ができたことを覚えています…。
それでもこの尿検査をするかしないかでだいぶ安心度が違いますし、やっぱり恐ろしい病気なので、気をつけたいですね。

子供の症状は

溶連菌は3回ほどなりましたが、2回目は熱だけが症状(喉が赤かったけど、痛くなかったらしい)だったので、抗生剤を飲んだらすぐにいつも通りに戻りました。1回目は紆余曲折あったので、少し時間がかかりましたが、アデノに比べると熱はすぐに下がるので、それ以降は風邪と一緒の対応をする、という感じです。喉が痛いと食欲は落ちるので、ゼリーとは食べやすいものを食べさせる、果物とかプリンとか、おかゆとか。

うちでは溶連菌はもう3回目なので「あ~あれですね。はいはい。尿検査ですね。はいはい」くらいの日常になってしまいましたが、実は怖い病気ですし、やっぱり下の子に移るのはちょっといやだな~と思いますので、気を引き締めないといけませんね。

 

うちは高熱と喉、くらいの症状でしたが、その子によってはいちご舌になったり、手足の皮がむけたりということもあるみたいなので、注意してあげてくださいね。溶連菌は抗生剤を内服して24時間で他人に移すことはなくなるようなので、特に登園禁止とか許可証が必要な病気ではありません(施設によると思うので、ご確認くださいね)。が、解熱してすぐに登園すると子供にとっては刺激の強い保育園・幼稚園生活なので、少し休ませてあげてほしいなと思います。

とはいえ、働く母にとっては休みも肩身が狭いので、難しいところですよね。

ということで今回は溶連菌について書いてみました!